殺し屋リック(短編・グロ強)

□ケース2・商人の恨み
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「…はあ」
リックは自室でため息をついた。孤児院の資金繰りがうまくいってないのだ。
孤児は増えるばかり。それなのに資金はなかなか入ってこない。
「こんな時に…」
仕事が入ってくれば。リックが言おうとした矢先に、窓枠にかつりと何かが当たる音が聞こえた。
…矢文(スティッチのまち針)だ。
「タイミングが良すぎるな」
リックは手紙を開いた。
「仕事あり、至急来られたし」
それを音読する。
リックは装備を整え、ジープに乗り込んだ。行き先は木乃伊館だ。
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