SHINHWA NOVEL 4(恋愛小説）
□リワンとマホ（heart blanket特別編②）
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エマの妹、マホ。
エマに対してよりも、マホに対しての方がエンディおじさんの溺愛っぷりが凄い。
良くここまで溺愛できるなってほど。
エマはエンディおじさんの溺愛をちょっと鬱陶しく感じてるみたいだけど
マホはまだ子供なのか、エンディおじさんにべったり甘えてるところがある。
甘えてるのか、それとも利用してるのか…
いや、甘えてんだよな、あれは…
俺に対してもそうだけど、マホは年上の人に甘えるのが凄く上手い。
ミノ兄ちゃんやミナ姉ちゃんも、マホに対して凄く甘い。
それにエマがちょっと嫉妬してる時もある。
俺にも妹がいるからその気持ちがちょっとわかる。
下の子ってのは、きっとそういうのが上手いんだよな。
長男長女として、そういう部分でエマとは話が合う。
部屋のドアを開けて顔を見せた俺の妹、中1のリナ。
「お兄ちゃん」
「何」
「おやつ食べる？今お母さんがホットケーキ焼いてるよ。ちっちゃいやつ」
「要らない」
「最近おやつ食べないね。ダイエット？」
「……兄ちゃんは勉強で忙しいから向こう行ってろよ」
「…勉強～？してないくせに」
リナはそう言って中に入って来た。