SHINHWA NOVEL 4(恋愛小説)
□エマのバレンタイン(heart blanket特別編B)
2ページ/23ページ
たくさん作ったガトーショコラ。
リナちゃんとリワンくんにも味見をしてもらって、美味しいと言って貰えた。
「里江おばさんが居てくれてよかった〜〜」
「お菓子作りは任せて」
「これからもよろしくお願いします」
「はい!」
「ママに言っても里江おばさんに教えて貰ったら?って言うんだもん」
「ふふ…真紀はね、昔、お砂糖と塩を間違えてクッキーを作ったことがある人だからね」
「え!!!ママすっごいドジ!!!」
「相当まずかったらしいよ。というか食べられなかったって笑ってた」
「それは私にも教えられないわけだ〜」
「あはははは」
「このガトーショコラ、ミナお姉ちゃんにもあげたいな」
「ミナちゃん?」
「うん、ミナお姉ちゃんは私の恋の師匠だから」
「師匠!そうだったの?」
「恋愛の話はミナお姉ちゃんに相談してるんだ」
「そう、じゃあ師匠にこのガトーショコラを上げてもいいか聞いてみないとね」
「うん!これからミナお姉ちゃんの所に行ってみる」
「時間大丈夫?」
「大丈夫!」
「じゃあ気を付けてね」
「うん!里江おばさん、ありがとうございました!また教えてね」
「うん」