碑文の棚
□*****夢見*****
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お前と出会ってから・・
もう、どれくらいたったのだろうか・・
今ではもう、当たり前のように俺の隣にいる・・
だが・・・
龍閃組の奴らが来てからはなぜだか、俺からどんどん離れて行ってしまうような気がした・・・
「っ・・龍・・・」
名前を呼ぼうとしても・・
届かない・・
手を伸ばしても・・
届かない・・・
「サヨナラ・・天戒・・」
「龍ッ!!・・・夢・・か・・嫌な夢だな・・」
最近龍斗がいなくなってしまう夢ばかり見る・・
「まったく・・どうしたんだ・・俺は・・別にココからいなくなるわけじゃないのにな・・」
また、夢を見るのが怖くて散歩に行こうと思い扉を開ける。
外は涼しく丸い月がまわりを照らしていた・・