碑文の棚
□*****夢見*****
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「龍・・・」
龍斗の名前を静かに囁き、月を見る
するとフッと後ろに人の気配がした。
「誰だ・・?」
後ろを振り替えるとそこにいたのは、龍斗であった。
「龍・・か」
俺が龍斗を見ると
龍斗はフフッと笑い・・
「・・天戒・・俺はどこにも行かないよ・・ずっと・・・天戒のそばにいます」
そのことばを聞いた瞬間心がだんだん暖かくなっていて、気が付いたときには龍斗を抱き締めていた・・
「龍・・・好きだ・・」
「ん・・俺も・・」
静かに口付けをする・・
口を放すと龍斗はニコリと笑った・・
「・・龍・・その何時から聞いてたんだ・・?」
「・・最初から・・全部」
悪戯ぽく笑う・・
そんな龍斗 がやっぱり大好きで・・
静かに龍斗を抱き締めた・・・
「・・約束だぞ?」
「・・あぁ勿論だ」
月が見守るなか、二人はまたそっと口付けをした・・
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