碑文の棚

□*****夢見*****
2ページ/3ページ

「龍・・・」



龍斗の名前を静かに囁き、月を見る
するとフッと後ろに人の気配がした。


「誰だ・・?」


後ろを振り替えるとそこにいたのは、龍斗であった。

「龍・・か」


俺が龍斗を見ると
龍斗はフフッと笑い・・





「・・天戒・・俺はどこにも行かないよ・・ずっと・・・天戒のそばにいます」





そのことばを聞いた瞬間心がだんだん暖かくなっていて、気が付いたときには龍斗を抱き締めていた・・


「龍・・・好きだ・・」


「ん・・俺も・・」






静かに口付けをする・・
口を放すと龍斗はニコリと笑った・・



「・・龍・・その何時から聞いてたんだ・・?」


「・・最初から・・全部」


悪戯ぽく笑う・・
そんな龍斗 がやっぱり大好きで・・
静かに龍斗を抱き締めた・・・





「・・約束だぞ?」



「・・あぁ勿論だ」






月が見守るなか、二人はまたそっと口付けをした・・




→感想
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ