碑文の棚
□**頑張り屋と心配性**
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「おぃ保険員いるか・・っていねーのか」
チッと舌打ちをすると、ズカズカと中に入って行き、九龍をベットに寝かせ。
テキパキとタオルを水で濡らし九龍の頭に乗せた・・
「・・甲・・ちゃん?」
「九ちゃん!大丈夫かよ・・?」
心配そうに見つめる皆守にやんわり微笑むと手を皆守の方に差し伸べた
皆守はその手を取るとそっと握った
「馬鹿・・あんまり心配かけんな、九龍は頑張りすぎなんだよ・・」
「・・・うん・・ごめん・・」
九龍は力なく笑うと、そうとう疲れがたまっていたのであろう、目を静かに閉じそのまま眠りについてしまった
「・・心配したんだぞ?・・・馬ー鹿ッ・・」
皆守は苦笑いをすると九龍の頬にそっとキスをした・・