【言葉綴り(詩)】
□ただ今は・・・
1ページ/1ページ
いつの間にかいつもそばにいて、いつの間にか目で追ってる。
強気なくせに泣き虫で。
頑固で意地っ張りな頑張り屋。
何かのためには直撃で向かっていく。
照れ屋で。
人が好き。
嬉しい事があったらすぐ分かる。
その笑顔に弱い。
けど、ちょっといじめたくなる。
拗ねたその表情もちょっと見てたい。
独占したいわけじゃないけどそばにいてくれないと、寂しいし。
他のやつのそばに行けばなんだかおもしろくない。
渡したくないとかそんなはっきりした嫉妬じゃないけど。
だけど、まだ気持ちが確信じゃない。
だけど見てて欲しい。
色んなものを映すきらきらした大きな目。
全て物事に反応してころころ変わるその表情で、はらはらとさせるその思考。
確信犯か鈍いのか。
ただの甘えん坊か、作戦か?
不意に触れた頬の柔らかさ、手の小さなさ、肩の頼りなさなにとくんと鳴る心臓。
柔らかく包んだ肩に嬉しそうな顔。
だから、溢れてる思いに気付いているよ。
自分に寄せてる想いも。
だけど無防備に触れるその手を今は受けとめてあげる自信がない。
だから今は小さな小さな恋想。