【言葉綴り(詩)】
□約束
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思い出す昼間の出来事。
かま掛なみに半分試すように素直に誘えない自分の誘い文句。
いとも簡単にのってきた。
しかも真剣で。
単純なおねーさん。
だけど、その楽しそうな表情に見えない所で笑っちゃう。
年上なのに単純。
少し意地悪な気持ちになってかけた言葉にとたんに不安色。
だから言いづらいけど「嫌じゃないです」に満足そうに続ける作業。
コロコロ変わる表情。
タイプじゃないし、特別かわいいわけじゃないのに目が離せない。
約束。
破れない。
そんな目されたら。
分かってるのかな?