『happiness guidepost』

□第7話「心をのみ込む荒波」
1ページ/7ページ

…え?紫陽くん?

待って?どこ行くの?

行かないで…待って…お願い…。

「……夢?」
目が覚めると、布団が汗ばんでいた…。まるで、今日の出来事を予知したような…そんな夢をどうして今日に限って見るのだろう?

…今回のお話は、語り手が紫陽くんから私、雛雪へと移ります。

朝早くに目が覚めたので、私は軽くシャワーを浴びてから、朝食を兼ねてお弁当作りをする。用意するお弁当は二つ、私の分と…相方の紫陽くんの分。今の私にとって彼は相方以上に大切な人。まだ、彼は気付いてないかもしれない。私のこの気持ちを。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ