黒絡

□プリンアラドーモ
1ページ/4ページ

「あ゛〜〜〜新八〜パフェくいてぇ〜」



いつもなら新八の制止の言葉や神楽の素コンブ勧誘の声が聞こえるはずの万事屋。
しかし今日は、2人とも出かけていて銀時の声だけが虚しく響く。


「誰もいねぇのか。暇だし甘ぇもんくいてぇし…アイツに会いてぇし……」



―アイツ―
変わり者の恋人。


―やべぇ、会いてぇとか思っちまったら、ほんとに会いたくなり始めちまったじゃねえかコノヤロー―

近くにあった苺牛乳の空パックを投げとりあえず八つ当たりをしてみる

しかし気持ちはおさまらず
結局ソファーに横たわり、昨日買ったジャンプを広げ読み始めた。

そのとき



「糖尿病患者がパフェ?俺は許さない。糖尿病患者には、んまい棒だ。」


ワケがわからない事を言いながら現れた男

銀時の愛しの恋人。

桂小太郎
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ