黒絡

□snow
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「くっそさみぃ!!なんで雪なんか降っちゃってんの?コノヤロ―!!マジさみぃんで
すけどォ!」


いつも以上に寒いと思いそっと扉をあけると一面雪に覆われた通りが見える


「朝からうるさいアルね…なにアル……うぉぉぉ!!!道路が銀チャンの頭の色アルね!!」

「いや、神楽ちゃん、むしろ…真白って言った方が早いと思うよ」


若者は元気なもんだ
雪を見て笑える
俺には出来ねえ芸当だ


「神楽ァ〜しんぱちぃ〜さみぃから!早く閉めろ!そんなみてぇなら外で雪合戦でもしてきなさぁい!」


うほほーい!と外に飛び出した2人。
どうして雪がいいのかわからねぇ
さみぃ日はコタツにはいってミカンに限る



あれ?ミカンあったっけ
まさか昨日、食っちまった……?!
萎えるぜ……

「はぁ、ミカン……ミカン……」



「ちょうどいいなァ。ミカン…持ってきたぜ」



この声は……
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