銀魂どりぃむ
□真撰組防攻武外表戦女隊長
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雨が…しきりに私を淋しくさせる
土方殿…
すまない
土方殿が嫌いなわけじゃないんだ
ただ
私はもう恋なんてしない
私の心を覗けるのは
あの人だけ
成人…君は最期にこう言った
『僕の死に負い目を感じることはないよ、君をかばって死ねるのは本望だ、
でもこれだけは約束してほしい
僕の後を追ったりしてはいけない、
それから今度会う時は今よりきっと強くなって
‘女だから’なんて言わせないように
泣かないで、総架
大好きだよ
新しい誰かと…絶対…幸せになって
君はもう十分傷付いた。
自分を責めないで
僕はもう君を…
護ってあげられないから』
貴方はこう言って
空に逝ってしまった。
たとえ貴方が
私を許しても
《私が私を責めて許しはしない》
貴方を広い空に置き去りにして
これ以上
罪を重ねる事はできない
だからせめて
強く在りたい
貴方に再び会った時に恥ずかしくないよう
強く
強く
あの頃から何も変わりはしない。
本当に君が好きだと気付いた時は
遅かったんだ
どうして私はいつも
大事なもの
護れないの？
私は強くない
弱い。
心は止まったままなのに時間は回る
成人…
会いたい…
君に会いたい…