M a i n

□あめあがり
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" あ め あ と "

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キミゎ今も、水たまりを見つけてゎ

空を見ていますヵ?


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雨上がりの綺麗な空。

水たまりに映ったそれをじーっと見ている少年がいた。

「・・・・何してるんです?」

声をかけようヵ迷った結果、骸ゎ話しかけた。

「・・ワォ。何のよう?」

心底嫌そうな顔で雲雀ゎ応えた。

「そんな明らかに嫌そうな顔しなくても・・」

「嫌な物ゎ嫌だヵらね」

ツンとした態度で返し

再び水たまりを見つめた。

「・・・何か映っているんですか?」

・・・・

応答は無い。

無視ですか・・と思い骸は

これ以上雲雀に話しかけても無駄だろうと

その場から離れようとした。


「どこ行くの?」

「へ・・?」


骸は後ろから聞こえた声に驚いて間抜けな返事をした。

自分を無視していた相手が自分を呼び止めるなんて。

「ねぇ、聞いてるの?」

「えっ!えぇ、聞いてますよ。だってキミが無視するので・・」

骸の声は終わりにつれて次第に小さくなった。

というのも相手は常識が通用しないのだから。
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