08/04の日記

12:19
namida no uta
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抜け殻になって公園にいた
昨日。


人の怖さ 気持ちのもろさを感じた二度と味わいたくない

昨日。

だけど
いいことだってあった。


公園の桜並木のベンチで
ひとりでただ消えたくなってた。

いつもはすてきに思う
葉と葉の間から見える空も水色のきらきらも
ぜんぶがうそに見えて

突っ伏して
視界をなくしてた

日が暮れて危険なのも
もうどうでもよかった


すると
「姉ちゃん何してるん?」

きた..
どこか連れ込まれて捨てられちゃうんだ
って思って顔あげたら

案の定
若い男の子二人

「失恋やろ?
さっき通った時から心配やってん。
ここ危ないで。
話でも聞くからちゃんと帰らんと。」

予想外の誠実なことばと目

いつもなら
すいませんって笑ってごまかして帰っただろうけど

気付いたら
涙で何も見えなくなって
話してた。


したら
歳の割に大人な考えと
芸人並のふたりの会話で

いつの間にか
涙がかわいて笑ってた


最後には
音楽をやってるふたりが
風味堂のなみだのうたを
うたってくれた


おかげでちゃんと
立って帰ることができたよ

人の巡り逢わせって
ぜんぶ必然なんやな。

きっと一生わすれないよ


夜にはいちばんの味方で
ねぼすけなあの子が
遅くまで電話くれたし。


人間のいろんな側面がみれた昨日だった。


まだまだ前は向けないけど
いつか

心から彼に感謝できるように

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