ことば
□悪夢
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町を一人で歩いていると
すぐ目の前を歩く女子高生が
僕を指さしケラケラ笑う
何がそんなに楽しいの?
何がそんなにおかしいの?
言っておくけどお前もそんな上等な人間じゃない
振り返ればうしろはガケ、そのまま突き落とされた僕
上を、見上げれば怪物達がケラケラ笑う
嫌だ、怖い、死にたくない。
で目が覚めた。
気が付けば涙まみれ熱い体と息。
生きてる事に胸を撫で下ろす。
毎晩眠る前にこのまま目が覚めない様に願うのに。
結局この世から居なくなるのが怖い僕は
生きたいからここに居る。
嫌だ怖い死にたくない
助けて助けてと言う君。
嫌だ、こわい助けて欲しい。
僕だけを見て。