ソウルイーター

□俺の一世一代の挑戦?
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「なあ、マカ?」
俺はまたマカに話しかける……。
だが、返ってくる言葉は、
「ちょっと待って、今いいところだから。」
の一点張りだ。

マカは一度、読書し始めるとなかなか俺にかまってくれない。
本に集中するんだ…、いつも。

退屈だ、そういう時にヒマをつぶせるものがないと、すっごく。

どれくらい退屈かというと、今ならキッドたちが言っていた聖剣エクスカリバーの朗読会に参加してもいいかもと思えるくらいに。
…いやあれはやっぱやめとこ、ヒーロ曰くほとんど同じことを何回も繰り返すだけで5時間使うらしいからな。

それにしてもヒマだ。
ブレアはいなくて、せっかくマカと二人きりだというのに……。
マカは完璧、アウトオブ眼中だ、俺を。
かといって、せっかく好きなヤツと二人きりなのに、ただこうしてリビングで面白くもねー番組見てるだけってのもなぁ。
なんだかもったいねー。

好きなヤツと二人きりだというのになぁ……。
うん、待てよ?
最近はいろいろあったから、二人きりで過ごす穏やかな休日なんてひさしぶりだ。
という事は、これは俺の想いをマカに伝える絶好の機会なんじゃねーか、俺?

よし俺も男だ、Coolに告白してみせるぜ。

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