ソウルイーター
□ベタな恋愛小説のように
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俺は、超・筆記試験で35点しか取れなかったため、追試を受けることになってしまった。
だから、マカに土下座をして、勉強を教えてくれるように頼んだんだけど、ダメだった。
自分の力でやれってよ。
しょうがないから、やる気を出すためにマカに、
「もし、追試を自分の力で乗り越えられたら、マカがひとつだけ頼みを叶えてくれるとかあれば、がんばるぜ、俺。」
と、冗談半分で言ったんだ。
そしたら、マカはバカにしたような顔してそれにOKしやがったんだ。
だから、俺は今、尋常じゃないほどの集中力で勉強している。
マカを見返してやるために。
良い点とって、マカに叶えてもらう頼みでデートするために!!
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マカ視点