小説
□寝顔
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「やっぱり眠れない…」
アスランはポツリと自室で呟いた
ふと同室の方に首だけ向ける
やはりと言うか
ニコルは隣でぐっすりと寝ている
「…すまない」
その言葉は今から部屋に失礼する人へ向けて呟く
そしてアスランはベッドから下り、そのまま部屋を出た
「眠れないなら僕の隣で寝ればいいのに…」
狸寝入りしていたニコルの言葉は闇に溶けていった
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