小説

□新たな争い
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「アスラ――ンっ!!」

「シン…!?どうしてここにグハ…」

久しぶりの感動の再開はシンのアスランへ飛びつき攻撃により幕を開けた









「シン、結構痛かったんだが…」

「アスラン生きてます――!!」

シンは尻餅ついたアスランの胸元に抱き付いたまま訳の分からない事を言っている
とりあえず…とアスランはポンポンとシンの頭を撫で

「無事に生きてくれて良かった」

とほんわかスマイル付きで言ってしまったらシンの気分は上々というよりも爆発してしまうほど良くなる

「ってか、なんでプラントにいるんすか?」

シンはようやくアスランから離れ、尻餅ついたままのアスランに手を差し伸べる

「あぁ、やっとプラントに帰って来れたんだ」

「えっ!?」

先の大戦後、アスランには正直帰る場所がなかったが、カガリやラクスたちの計らいによりアスランの居場所はプラントに決まったのだ
だか、やはり二度プラントを裏切った身であるゆえ外出は制限されている

「だから、あまり外に出られないんだ。でもまぁ、俺は昔から外に遊びに行くとかなかったから別に不便じゃないけど」

「ふーん。今日はどうして?」

「ん?人待ってるんだ。…ってか俺の顔に何か付いてるか?」

ボゥ…とアスランの顔に見とれていたシン
急にアスランの顔が近づいてきてようやく自分の行動に気がついた
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