小説
□発情期の訪れ
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…シュン
「どうしたアスラン?」
深夜1時過ぎ
イザークはなかなか眠れずに読書をしていた
同室のディアッカは女の所に泊まりに行っていない
そんな所に恋人であるアスランが来た
「イザーク…」
トコトコと椅子に座っているイザークの所まで歩き、そして抱きついた
「…!!?」
突然の出来事に対応しきれないイザークは魚のように口をパクパクとさせる事しかできない
「…しよ?」
熱くねっとりと耳元で囁く
「??!ききっきしゃま…ねね熱があるんじゃ…!?」
アスランは恥ずかしがり屋のため、自ら行為を促すような発言はしない
そのためイザークは驚きの余りに呂律が回らなくなってしまった
「…む」
アスランはイザークの態度が気に入らないのか、クルリと椅子を動かしジッパーに手をかける