小説
□小さな甘えは偉大な萌
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ガチャリ
ドアの鍵をかける音が聞こえた
その瞬間俺は走った
短い廊下だが全力で走った
「イザークお帰りなさいっ!!」
そしてそのまま飛び付いた
無論、イザークは驚いている
「あぁ…ただいま」
優しく肩を抱かれ、耳元にキスされた
嬉しすぎて顔が火照っているのが自分でも分かり、俺は胸元に顔を寄せた
「熱烈的な歓迎だな」
「だって久しぶりだから…あ、俺イザークの為に料理作ったんだ!!」
早く…と手を引いてリビングへ連れていく
が、反対にその掴んだ手が強く引かれてポスリと後ろへ倒れ込む
と言ってもイザークに後ろから抱きつかれる様になっているのだが
「アスラン、ありがとう…な」
再び耳元で囁かれる言葉に俺の顔はまた熱く火照ってった