小説
□非日常的な日常生活
2ページ/7ページ
ピピッ…と目覚ましが鳴る
おもむろに頭上にあるソレに手探りで止めた
―――6時32分
時間を確かめると急に眼が冴えてくる
それと同時に身支度する為にベッドから降りる
無論その時パソコンに目を向けるが変わらぬまま…
むす…としながらテキパキと身支度を進めた
「おっ、イザークおはよ」
「…あぁ」
色黒が呑気に挨拶してきたが俺は適当に返した
今はそれどころじゃあない…!!
コツコツと艦内を歩く俺達
「そーいや今日お前、誕じょ「貴様が言うなああぁぁ!!!」
ふと思い出したように隣の奴が口を開いた途端、俺の右の拳が顔面にヒットした
周りにいた部下達はギョとしながら、そそくさと持ち場に戻って行く
「い…たい」
「当然だ」