小説

□逃げ惑う愛の行方
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嫌な予感がしたイザークは、すかさずアスランの後を追う

後ろからはディアッカの悲鳴が聞こえたが無視をした
















数分もしないうちに赤の制服が見えてきた
「アスラン!!」

「っ…イザーク!」

息を弾ませながら隣まで追いつくイザークにアスランは焦った

「後ろの、大群は…」

「知らん。その前に何だ、この状況は」

「何か隊長がっ…」

目の前に現れた隊員二人

「アスラン・ザラ!!」

興奮したように飛び付いてくるのをあっさりと交わし、それぞれの鳩尾に一発いれた

はぁ…と息をつく暇もなく後ろから騒ぎ声がしてきた

「アスラン・ザラ!是非、我がものに」

「いいや俺だっ!!」

「仕留めてやるぞ!!」

ただならぬ言葉にイザークはアスランを抱えるとすぐ横にあった自分の部屋に入った








「実は隊長が俺と他の隊員を呼び出して…」

ベッドに腰掛けてうなだれるアスラン
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