小説
□変☆身
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いや、俺は普通だった
……はず
昨日はイザークの強烈なアピール等を避け、隊長のセクハラも避けた
もちろん、実習もちゃんと受けた
なのになんだコレは
昨日変な物食べてないし……
あぁ!夢か…!!
そうだ夢だ
よし寝よう
寝たら治る
と言うか覚めるはずだ
「アスラァ――ンッ!!」
「……」
鬱陶しい奴が来た
何で勝手に俺の部屋に入るんだ
おい、物色するなよ
…はぁ、寝たフリしよ
「おい寝るなアスラン!!」
ちょ…ベッドに入るな!!
触るな馬鹿野郎!!
ガクガクと肩を揺らされては寝たフリも通用しない
仕方なくアスランはうっすらと目を開け、案外近くにいた銀髪を睨む