06/04の日記
03:07
海
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誰の顔だろういとしい顔
こんな種類の寂しさは
これで最後にしたい
忘れることが答えならば
誰よりも得意なはずなのに
それでも思いとどまるのは
跡形もなく消えてしまうことを
誰よりも知っているから
誰の顔だろういとしい顔
通勤電車の窓から
あの海が見える
もし罪に問われないならば
僕はカモメになって
真っ先に君を殺すのに
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