06/10の日記
16:01
6.10
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陽当たりのいい新築に
気付けば俺は立っていた
飼猫の声にハットして
記憶と違うとあたふたし
彼女が帰って来る前に
ここを出なきゃと考えた
玄関でバッタリ鉢合って
久しぶりねと迎えられ
少し髪が薄くなったねと
ピクシーみたいに笑われて
起きたら俺は汗だくで
もう夕方だと気がついて
さかりの猫の鳴き声に
刑務所暮らしを考えた
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