時流の狭間
□Brother!
1ページ/7ページ
美「空、大和!今日の帰り道、私の家に寄ってって!」
大「んぁ?いーけど、なんで?」
美「ナ・イ・ショ☆でも、どーしても聞きたいなら教えてあげないこともギャッ!?なんで殴るの、駆!!」
駆「イラっときたから」
美「何その理不尽!私泣くよ!?」
凛「あ゙ー、ウルセ…寝てんだから騒ぐんじゃねぇよ」
光「部室、で…寝るのも、どうか、と…思う…がな…」
桜「いいじゃない。どうせ文芸部として活動するのなんて月一度くらいなんだから」
空「来月は文化祭もあるし、もう少し活動増やすよ」
大「マジ!?文化祭、文芸部でも参加するんだ?」
空「一応部誌の発行くらいはしなきゃ」
美「総スルーですか、マジ泣くよ?泣いていい?」
桜「部誌作るの?そんなに作品数あったっけ?」
駆「このメンバーなら今からでも間に合うんじゃない?」
空「そう。だけど、一応振り分けとかもしたいから活動回数増やすの」
光「クラスと、他の部…の、展示準備、も…あるん、だが…」
空「ちゃんとその辺も考えて予定立てるから」
大「楽しみだよなー、文化祭!!」
美「うぅ…美夜乃ちゃん強い子…だけど泣きたい時もあるんだもん」
空「言いたいことがあるならさっさと言う!」
美「うわーん空ー!やっと聞いてくれたー!あのね、あのね、今日、弟が帰ってくるの!」
Brother!
美「うぅ…やっと言えた…」
.