非日常
□Voice!
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大「なあ空ー、昨日光流がキックボクシングの方の部室に忘れ物したらしーんだけど」
空「なんでそれを大和が持ってるの?」
大「なんか光流休み時間にいなかったらしくってさ、学校休みかもしんないから家近いオレが届けてくれって頼まれたんだ」
美「なになに?光流が学校休みって体調悪いの?めっずらしー!!」
空「そう珍しくもないでしょ。光流が体調崩すのは」
美「あれ?そだっけ?」
桜「美夜乃、忘れたの?光流が喉傷めやすいってこと」
美「…ああ、それか!」
大「美夜、全ッ然わかんねーって顔してるぞ?」
空「まあ、光流は多少体調崩してても平気な顔で学校に来ちゃうから気づきにくいよね」
美「あれ、じゃあなんで今日はいないの?」
桜「昼休みに珍しく教室に顔出したお兄ちゃんが光流の調子が悪いのに気づいて引きずって行ったわ」
大「それで駆もいないんだな。ん?じゃあ凛音は?」
桜「今日は光流のおばさまがいないから二人に付き添ってもらったの。…お兄ちゃんの理性がそこまで頼れるかわからないし」
空「なるほどね」
大「なんの話だ?」
美「まあそれはともかくみんなで光流のお見舞い行ってみよー!!」
空桜「「却下」」
美「えーなんでー!?」
桜「アンタが行ったらうるさくてよくなるものもならないでしょ」
空「だから今日お見舞いに行くのは桜だけ。よろしくね、桜」
桜「わかってる」
Voice!
桜「ちゃんと空達が心配してたって伝えておくわ」
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