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□雑話
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「そうかい?そこの不良に比べたら、彼はずいぶんいい子だと思うけどね」
ティエドールののんびりした言葉に再びソカロが面白そうに笑う。
「てめぇは自分の弟子のほうがよっぽど扱いづれぇもんなぁ」
「なにを言うんだい。ユーくんは僕の大事な息子だよ。そんなこと思うわけ無いじゃないか」
ムスッと膨れたティエドールはだいたいね、とソカロに説教を始めた。
「君はもっと弟子を大切にするべきだったんだよ。君は本当にないがしろにしす「説教なら他でやれフロワ。お前の話はすぐながくなる」
無表情にティエドールをたしなめるクラウド。
「だがまあ、弟子は大切にするべきだったというのには同感だな。…ところでコムイ」
「?なんですか?」
突然話を振られ、驚くコムイ。だが、更に驚く言葉がクラウドから発せられた。
「リナリー・リーをそこの不良のところにやったのは何故だ?」
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