時流の狭間
□Sport!
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大「言われてみれば。なんで十代目がいらっしゃるんだ?」
駆「今日のために守護者全員仕事終らせてきたらしいよ」
綱「俺は母さん達と見てるから!ちゃんとビデオカメラも持ってきてるからな!」
桜『プログラム1番、100m走に出場する方は入場口にお集まりください!』
大「あ、空呼んでるじゃん」
空「…行ってくる…」
駆「負けたら制裁だからね。空は得点要員なんだから頑張りなよ」
空「(…なんで走る前からこんなに疲れなきゃいけないんだろ…)」
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美「さーって!行きますか!光流も出るんでしょ?」
光「…ああ。頑張ろう…な」
美「もっちろん!ところで凛音は?」
光「バックレ…た」
美「んなっ!?絶対桜が傍にいないからやる気なくしてるんだ!」
光「…みたい、だ…な。…いれば、得点要員に、なる…の、にな」
美「だよね!ワガママな…!」
光「でも、美夜乃、が…全競技、出る、の…だろう?」
美「もっちろん!MVP目指すもん!」
光「…ふ、そうだった…な」
美「よーし、入場口…「美夜乃ー!」…行く、よ…」
山「ガンバレ、ガンバレ!美っ夜っ乃っ!」
美「〜〜〜〜っ!?イヤ―――っ、なんで父さんいんのっ!?」
山「フレーッ、フレーッ!美っ夜っ乃っ!!」
光「鉢巻き…メガホン…旗…凄、い…応援衣装、だな…」
山「今日は一日美夜乃の応援するからな!ガンバレ、ガンバゴフッ!?」
美母「黙れ!恥ずかしいことしてんじゃないわよ!」
美「…うわーん!ありがとおかーさんー!!」
美母「やるからには勝ちなさい。負けるようなやわな育て方はしてないわよ」
美「うんっ、頑張る!」
美母「光流ちゃんも、お父様がいらっしゃってるわ。頑張ってね」
光「ありがと…う、ござい、ます…」
美「よーしっ今度こそ行くぞーっ!」
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