時流の狭間

□Sport!
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大「言われてみれば。なんで十代目がいらっしゃるんだ?」


駆「今日のために守護者全員仕事終らせてきたらしいよ」


綱「俺は母さん達と見てるから!ちゃんとビデオカメラも持ってきてるからな!」


桜『プログラム1番、100m走に出場する方は入場口にお集まりください!』


大「あ、空呼んでるじゃん」


空「…行ってくる…」


駆「負けたら制裁だからね。空は得点要員なんだから頑張りなよ」


空「(…なんで走る前からこんなに疲れなきゃいけないんだろ…)」


******


美「さーって!行きますか!光流も出るんでしょ?」


光「…ああ。頑張ろう…な」


美「もっちろん!ところで凛音は?」


光「バックレ…た」


美「んなっ!?絶対桜が傍にいないからやる気なくしてるんだ!」


光「…みたい、だ…な。…いれば、得点要員に、なる…の、にな」


美「だよね!ワガママな…!」


光「でも、美夜乃、が…全競技、出る、の…だろう?」


美「もっちろん!MVP目指すもん!」


光「…ふ、そうだった…な」


美「よーし、入場口…「美夜乃ー!」…行く、よ…」


山「ガンバレ、ガンバレ!美っ夜っ乃っ!」


美「〜〜〜〜っ!?イヤ―――っ、なんで父さんいんのっ!?」


山「フレーッ、フレーッ!美っ夜っ乃っ!!」


光「鉢巻き…メガホン…旗…凄、い…応援衣装、だな…」


山「今日は一日美夜乃の応援するからな!ガンバレ、ガンバゴフッ!?」


美母「黙れ!恥ずかしいことしてんじゃないわよ!」


美「…うわーん!ありがとおかーさんー!!」


美母「やるからには勝ちなさい。負けるようなやわな育て方はしてないわよ」


美「うんっ、頑張る!」


美母「光流ちゃんも、お父様がいらっしゃってるわ。頑張ってね」


光「ありがと…う、ござい、ます…」


美「よーしっ今度こそ行くぞーっ!」



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