非日常
□Teach!
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駆「山本武はまた仕事抜け出してきたらしいよ。僕と凛音は君達の保護者代わり」
凛「大和のおばさんに頼まれたからな」
大「うわ…普通同じ学校の学生に頼まないよなぁ」
空「なんとなく予想はつくけど駆は?」
駆「僕は自主的だよ。まあ、父さんからビデオ回すように頼まれたりもしたけどね」
桜「凛、この間は数学教えてくれてありがとね」
凛「あれくらい教えたうちに入んねぇよ。大体、桜ができねぇのは応用だけだしな」
奈「皆頭がいいわよね。空ちゃんも、今日頑張ってね」
空「うん。ちゃんと予習してきたから大丈夫だよ、おばあちゃん」
美「…ふーんだ、私なんかどうせ予習したってできないもん」
桜「まーたアンタはそうやって面倒な拗ね方するんだから」
奈「大丈夫よ、美夜乃ちゃん。ツッ君だって空ちゃん達くらいのときはダメツナなんて呼ばれるくらい勉強できなかったんだから」
美「うう…奈々さーん!!」
山「美夜乃、いつでもお父さんは応援してるのな。だから俺の胸に飛び込んでこい!!」
美「誰が行くか!!」
駆「ほら、もうチャイムなるからいい加減席につきなよ」
キーンコーンカーンコーン
先「チャイムなったぞ、席につけー!今日は授業参観だからな、全員をあてるつもりでいきたいと思う!!」
空「(…美夜乃、一番簡単な計算式すら危うかったけど、大丈夫かな…)」
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