非日常

□Poison!
2ページ/5ページ

******
〜並中文芸部部室〜


空「大和以外みんないる?」


光流「いる…が…どうした…?…そんな、に…慌てて…」


美「ビアンキさんがね、七時間前にイタリアを発ってこっちに向かってるんだって!」


駆「毒蠍が?何の用で?」


空「大和に料理を教えるため、らしいんだ」


凛「なんか問題あんのか?」


桜「あ、凛とお兄ちゃんと光流は知らないんだっけ。あのね、大和の料理って一口で致死レベルのポイズンクッキングなの」


凛「げ…」


空「そういうことだから、二人で料理なんてさせたら並盛に毒が蔓延しかねないってわけ。それを避けるために、大和とビアンキさんを会わせないようにしなきゃ」


駆「まあ、風紀を乱れさせないために協力してあげるよ。ところで大和は?」


美「空の家で力仕事のお手伝い中!」


桜「考えたわね。ビアンキがまず大和を探すとしたら大和の家。それから多分ここだもの」


光「会わせない、のが…一番…だから、な…」


美「でしょでしょ〜?」


凛「どうせ考えたのは空だろうが。自慢になんねぇよ」


美「それはまあおいといて!とにかくビアンキさんと大和を会わせないぞ☆作戦決行〜!!」


駆「ネーミング最低だね」


光「…まんま、だな」


桜「やる気なくなるわね」


凛「美夜乃のやることだ、仕方ねぇだろ」


美「なにこれイジメ?」



.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ