時流の狭間
□School festival!Ⅰ
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空「ところで光流は？まだ仕事？」
駆「ああうん。光流は明日明後日は部活のほう行って半分くらいはこっちにこれないから今日はほとんど一日中仕事」
美「わー、大変！」
駆「君の頭ほどじゃないけどね」
美「え、なんでいきなりそんな話になったの！？」
駆「なんとなく」
美「∑ヒドッ！！」
大「あ、そーだ！駆ー、この喫茶店店内にさ、コレ貼ってくんね？」
駆「何だい？」
大「このポスター！！」
駆「……………『淡雪水晶』？何、コレ？」
美「明日上映する映画！うちのクラス全員出演で撮ったの！」
駆「ワォ、自主制作かい？」
美「そうだよ！監督私、台本桜。主演が空と大和！」
凛「…美夜乃が監督？」
桜「そうよ。おかげでとっっっても大変だったわ。いつも逃げ出して逃げ出して逃げ出す監督のせいで」
美「わ、私悪くないもん。私を監督にした皆が悪いんだもん」
桜「空を照れさせずに監督できるのがアンタだけだったんだからしょうがないじゃない。例えばあのキ…空「お願いだからここでその内容言わないで───っ！！」」
駆「まあ、このポスターに入ってる写真を見る限りなんで空が照れるのかもわかるけどね」
空「ああもう言わないで…！ほんと反対しとけばよかったよ、その映画…っ」
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