非日常
□Sister!
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ｾﾚ「あの馬鹿親が私にキャバッローネ十一代目を継がせたいとか昨日寝言ほざきだしたからついキレちゃったのよ…」
空「えぇ？だってディーノさん、いつだったか可愛い娘にこんな危ない職業就かせられないとか言ってたけど…」
ｾﾚ「それがね…私に恋人が出来たから、キャバッローネに入れる立場にない彼を遠ざけるために私に十一代目を継げとか言い出したのよ…」
空「セレナお姉ちゃんに恋人！？」
ｾﾚ「あれ？知らなかった？今ちょっとかなり裏社会で噂になっちゃってるんだけど」
空「初耳！…あ、そうでもないかも。前フウ太さんがそんなこと言ってたような…」
ｾﾚ「多分それね。まあ、大したことじゃないよ。つきあい始めたのは半年前だし」
空「わぁ、知らなかった…ね、私も知ってる人？」
ｾﾚ「知ってると思うよ。結構有名だし、空も直接会ったことあるはずよ」
空「うーん、誰…？」
ｾﾚ「今は内緒。騒ぎが一段落ついたころに一緒に空に会いに来るから」
空「うん、楽しみに待ってる！」
ｾﾚ「ああ、その素直さが本当に可愛いわ…妹とは大違い」
空「……………………まさか今日並盛に来てたりしないよね？」
ｾﾚ「大丈夫。だから当然大和君と会うはずもないよ」
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