時流の狭間

□School festival!V
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光「ここで…駆に、抜けられる、と…困る、が…気持ちは、わかる、から…無理に、とは…言えん」


駆「だろうね。僕も本気で言ったわけじゃないよ。ま、これはこれで面白いし」


空「なんだかんだ言いつつノリノリじゃない?」


光「まあ、やる気が、あるなら…その、ほうが…いい、だろう」


駆「ところで、凛音はどうしたんだい?骸から凛音が逃げるのは仕方ない気がするけどね」


光「凛音、は…宣伝だ」


駆「ワオ、あの恰好でかい?やるね。ところで、桜は凛音と一緒だとして、空が一人っていうのは珍しいね?」


空「そうかな?美夜乃は山本さんと出会い頭に逃亡、大和は隼人さんが説教中だからなんだけど」


光「何故…だ?」


空「…父さん達、午前中に私のクラスの映画を見たらしくて」


駆「ああ、それはもう仕方ないよね。アレ見てあの忠犬が怒らないわけないし」


綱「空ー、でもあの演技はよかったよー!」


空「ああもう、叫ばないでよ!」


駆「今この場に忠犬がいるよりはいいと思うけど。絶対大声で同意しただろうし」


光「…不幸中、の…幸い、だな…」


空「それなにか違わない?」


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