非日常
□Voice!
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凛「あんな駆見てたら疲れるのもわかるだろ」
光【心配し過ぎだと思うがな】
桜「確かにお兄ちゃんは過剰反応してると思うけど、前に光流が風邪を放置してこじらせちゃったことがあるからお兄ちゃんも心配してるんじゃないかな。風邪の時はちゃんと休まなきゃ」
光【そうだな】
凛「(…まあ、光流の声が出なくなることに過剰反応する駆の気持ちもわからないでもないけどな)」
桜「そういえば光流、ちゃんと水分も摂ってる?喉傷めてるときはこまめに摂らなきゃダメだよ」
光【うむ。ではこのレモネードを飲んでみるとするか】
凛「ってオイちょっと待て!!確か駆の作ったものって…!」
バタッ!
桜「あ、そうだ。気絶するほど激不味いんだった」
凛「確かに意識保つのが難しい不味さだけど飲んじまったのは大丈夫なのか?」
桜「うん。大和みたいな殺人料理にはならないから。お兄ちゃんは、こういうのに体に良いもの際限なくいれちゃうから不味くなるのよね」
凛「それマジで健康に害ねぇのかよ…」
駆「光流は寝たのかい?ちゃんと布団かけてる?加湿器はつけたし、暖房も適温。…もうできることないかな」
桜「そうだね。お兄ちゃんは光流の様子見てて。私と凛でお粥でも作ってくるわ」
駆「わかったよ。早く行きな」
桜「…お兄ちゃん。言おうか迷ってたけどやっぱり言っておくね。光流に言いたいことがあるならちゃんと言って。言いたいこと溜め込んでるのはお兄ちゃんらしくないよ。…それだけ。じゃあ、ちゃんと光流の調子見ててね」
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