sweet fever
□いい加減な気持ち。
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ウニョク『ただいまぁ!!』
イトゥク『疲れたっ!』
カンイン『腹減ったなぁ。』
ウニョク・イトゥク・カンインが家に帰り着くと、リビングではハンギョンとリョウクがゴロゴロと本を読んでいた。
シンドンとギュヒョンは二人で折り重なって昼寝をしている。
リョウク『ヒョン、お帰り。^^』
ハンギョン『やっぱり腹減った〜しか言わなかった…
(笑´∀`』
シウォン『でしょ?!だから俺、急いでたんだよ!
─────おかえり〜♪』
突然キッチンから出てきたシウォンが今朝、ジャンケンで決めた調理当番だった。
すでにいい音と匂いが漂っている。
ドンヘ『シウォン!!早くっ、焦げる!』
同じくキッチンからは摘み食いのつもりが手伝わされてしまったドンヘが、姿を見せずに騒いでいた。
シウォン『トゥギヒョン、ヒチョルヒョンとキボムって遅いかどうか聞いてる?』
イトゥク『ん?ヒョン(マネージャー)が俺ら降ろしてからすぐ現場向かったから……、そんな遅くなんないと思うよ。^^』
『そっかそっか^^』と、頷きながらシウォンはキッチンへと戻っていった。
ウニョクは折り重なったシンドンとギュヒョンの上にのしかかって手足をバタバタしている。
ギュヒョン『く……苦しい。』
シンドン『お?ウニョギ!!
──ヒョンたちもお帰り!』
リョウク『ヒョン!ギュヒョンが苦しいって〜!!』
リョウクはウニョクの足首を引っ張ろうと上下にブンブン振っている。
ハンギョン『うっ────、
何かクサっ………ウニョギ!!お前、足っ!!』
顔を背けるハンギョンの横をカンインがすぃっと通った。
ウニョクの足首を両方掴んでグイッと上に持ち上げると、軽いウニョクはあっという間に逆さになった。
ウニョク『あ……カンインヒョン、
ありがとう……^^;』
カンイン『どういたしまして♪』