短編集
□桜乃の視線 〜両思い編〜
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思いを伝えあって幸せです…。
桜乃の視線
〜両思い編〜
「ねぇ、好きなんだけど。」
あなたのその言葉から始まったこの関係。言われた時は夢だと思って頬をつまんだんだよね…。
でも現実で思ったより強くつまんだのか半泣き状態の私をあなたは笑っていた。
もちろん私はリョーマ君が好きだから、『私も…』と呟くだけで精一杯で真っ赤になってうつむいてしまった私をリョーマ君は微笑んでくれた。
それから私たちは付き合いだしたんだよ。
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