はくしゅろぐ

□雨の日の詩人営業中
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『6/9 23:50』



「忘れたんじゃないの!忘れたふりして驚かそうとしてただけなのっ!」

まもなく日付が変わろうという時刻に

「ほんとなのーっ!」

懸命の弁解

「つか、予約したケーキとりいくのまで忘れてるんじゃん……」

舌打ちして絶望

さて、こちらは疑うことも怒ることも拗ねることもできるけれど

でもきっと「忘れてない」は本当のこと。
このひとがそんな大事なことをわすれはしない

ただ、きっと「忘れたふりして」を演じることに夢中になっただけ、と手に取るようにわかる。

まあなんという役者ぶりだろう。
だから怒るのはかわいそうな気もするけれど

忘れられた「私の誕生日」もかわいそうだから

「仕方ないですよ」

「え?怒らないの?」

「『忘れられた誕生日を、仕方がない、と思う。それは社会が秩序違反を放置した証』」

「いいいいいじわる!やっぱり怒ってる〜」

これぐらいは、許されるだろう。






++++++++++

本当は、今日の日付が変わるときにあげればちょうどいいのかもしれませんが(笑)。
今年も6/9がやってきました。

元々は、先月、大切なオトモダチの誕生日に即興で書いたものです(ちょ、そゆことしないで)(笑)。
ちかゆみにもゆみちかにも、チカさん×オトモダチにも見えるように書いたものです。
快諾いただきましたので、こちらにも掲載です。

オトモダチの為に書いた割には、結局のところ私のチカさんドリームが満載のような(笑)。

誕生日を忘れる、は前科持ちのチカさんですが(笑)、きっとよそさまではちゃんとお祝いしてもらっていると思いますので、うちはこれでうちらしいかな、と。

改めまして、ハッピーバースデーユミコさん。
そして、やっぱり、オトモダチにもハッピーバースデー、した!(過去形?)(笑)


20110609
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