日常語リ
□相性占い
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由茉「帰りに占いしていかない?駅前に新しくできたんだよ」
恵茉「妖も一緒に行こうよ」
妖「占い、ねぇ…」
由茉「相性占いもあるよ〜」
妖「双子が相性占っても面白くないと思うけど」
由茉「双子だって個性があるんだぞ、何のために二人で出てきたと思ってるんだ。…かといって僕たちの相性なんてバッチリに決まっているからね、占うまでもない。やるのは妖だよ」
恵茉「え!妖、好きな人いるの!?」
妖「別に…」
由茉「はっ!嘘をつけ。いるじゃないか、ちゃ〜んと」
恵茉「だれだれ?」
由茉「ふふふ。無駄だぞ恵茉。妖は言わないよ。僕たちがラブラブなのが悔しいんだからね」
恵茉「大丈夫だよ!妖もきっとラブラブできるよ」
妖「…いいね、恵茉たちは」
由茉「ん?反発してこないとは珍しいね。どうしたんだい、兄君と何かあったのかい?」
妖「別に、何も。…ただ、私が男だったら良かったなぁ、と思って」
由茉「…むぅ。しかし、同性同士ではトキメキもなくなってしまうよ?まぁ、トキメいてくれても構わないがね。見てみたい気もするし」