日常語リ
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凪「ほら」
ずいっと暁に小袋を押し付ける凪那。
暁「え?…何、これ」
凪「誕生日プレゼントだ。いらないなら返せ」
暁「い、いるいる!…ありがと」
槍でも降るのではないかという珍しさに驚く暁。
早速、袋を開ける。
暁「…腕時計?」
凪「明が駄目にしてしまっただろう?」
暁「…あ、ありがとう」
感無量。
凪「…礼は一度で十分だ」
照れたのか、さっさと行ってしまう凪那。
景「う〜ん。…妬けるねぇ」
いつの間にか暁の後ろに立っている景夜。
暁「…」
とりあえず景夜の言葉は無視し、貰った腕時計をつけてみる。
ん?
暁「うをぅ!?…ブランドもんだし!!」
景「ずるいなぁ」
―了―