日常語リ

□バンド
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暁・柊「…「じゃあ何?」」

柊と暁が被った被ってない、のケンカ再発。

恭「そりゃあ……チェロとかヴァイオリンとか?」

間。

ぽんっ。

暁・柊「「嗚呼!?」」

納得。の暁と柊の二人。

だろ?と恭吾。

何となく溜息の城涼。

暁「あ〜あ。じゃあ駄目じゃん、バンド」

スズなしじゃやってらんな〜い、などと嘆いている暁。

柊「お前、最初っからやる気ねぇーだろ!」

ドロップキックを仕掛ける柊。

流石、小柄なだけあって身軽だ。

涼「…で。結局、何にかぶれたんだ、暁は?」

柊の快心の一撃が決まり、見事に吹っ飛ぶ暁を眺めつつ。

城涼は恭吾に問う。

恭「さぁ。…まぁ、GReeeeNとかVAMPSとか、その辺じゃないか?でもあれはバンドじゃない、か」

涼「ふ〜ん」

気のない返事をする城涼。

と、一息ついている柊に近付く恭吾。

柊、喉かわいた。
買ってくるから金くれ。 ふざけんな!
俺のも買ってきて〜、柊持ちで。
てめぇは寝てろ!

今度は城涼の方に吹っ飛ばされてくる暁。

が、それ程ダメージは受けていないらしく、すぐに起き上がる。

そして極々当たり前の様に城涼の真ん前の席に着く。

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