短編
□未定
1ページ/1ページ
孤独だった私に、初めて声をかけてくれた貴方に
私は惹かれました
でも
私は自分から声をかける事ができなくて
いつも 遠くから見つめているだけでした
勇気をだして 告白しよう
そう決めて
私は貴方を誰もいなくなったグラウンドに呼び出した
でも
貴方を前にすると
何も言えなくなってしまった
伝えたい・・・ ・・・でも
考えるのはやめよう
そう思い
私は貴方に告白した
貴方は微笑んで言った
「ありがとう・・・君の事も気にはなるんだけどもうひとり気になる人がいるんだ」
哀しかった
フラれるよりずっと
その日は走って家に帰り
声を殺して泣いた
もっと早く伝えていたら
貴方は私を選んでくれましたか?