勇者文章

□童貞物語
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微妙に下品なネタ注意!











(鋼野編)



「なんだ、盾。おまえまだ童貞なのか?」

「う、うるさいな。いきなりなに言い出すんだよ!」

唐突に投げかけられた鋼野の問いに、オレは挙動不審になる。
つーか、いきなり何言い出すんだ。こいつは!

「あー、悪い悪い。友達もいないやつに、彼女なんか
いるわけねえよなー」

ニヤニヤしながら言う鋼野に殺意がわく。

「だから、勝手にオレを友達いないやつにするなよ!
ま、まあ彼女はいないけど…」

「ま、おまえが童貞じゃなかったら逆にビックリだけどな」

「うるせー。早くしたからっていいもんでもねえよ」

フフンと鋼野は上から目線でオレを見る。
なんか、ムカつくなーおい。

「オレなんかおまえくらいの時には、とっくに捨てたぜ、槍崎で!」


最後の一言いらねーーー!

てゆーか、わざわざ言うなーーーーー!!!



(おわり)

ばかばかしいったらありゃしないっ!
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