勇者文章
□童貞物語
1ページ/2ページ
微妙に下品なネタ注意!
(鋼野編)
「なんだ、盾。おまえまだ童貞なのか?」
「う、うるさいな。いきなりなに言い出すんだよ!」
唐突に投げかけられた鋼野の問いに、オレは挙動不審になる。
つーか、いきなり何言い出すんだ。こいつは!
「あー、悪い悪い。友達もいないやつに、彼女なんか
いるわけねえよなー」
ニヤニヤしながら言う鋼野に殺意がわく。
「だから、勝手にオレを友達いないやつにするなよ!
ま、まあ彼女はいないけど…」
「ま、おまえが童貞じゃなかったら逆にビックリだけどな」
「うるせー。早くしたからっていいもんでもねえよ」
フフンと鋼野は上から目線でオレを見る。
なんか、ムカつくなーおい。
「オレなんかおまえくらいの時には、とっくに捨てたぜ、槍崎で!」
最後の一言いらねーーー!
てゆーか、わざわざ言うなーーーーー!!!
(おわり)
ばかばかしいったらありゃしないっ!