Book.
□Your Stile And Smile
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「――くっそーあの鬼ババめ」
桃津 音(ももづ おと)は、今日も親のグチを言いながら、ケータイをいじっていた。
「なんで土下座しながらも頼んでんのに100円しかくれないわけ!?」
どうやら彼女は、お小遣いがないよう。そして親に頼んだが、少ししか貰えなかったらしい。
そしてケータイをいじっていると…
「…ん?なにコレ。」
彼女が見ていた画面には…
―――――――――――〈さぁ、今すぐ!〉
お小遣いがなくて、カラオケにも行けな〜いってアナタ!
そんなの悩んでないで、ショップを開こう☆
アルバイトじゃなかなか…って金額も、人気店になればあっといぅま☆
―――――――――――
と言うものがあった。
そして彼女の反応はどうかと言うと…
「…コレだぁー!!!」
どうやら決まったらしい。
それから早足で本屋にいき、ショップの本を手に入れ、ひとりの少女に電話をかけた。