オリジナル長編小説
□十四章
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俺は階段をダッシュで登りエイナに追いついた
それから少し登るとイチャついてる少年と少女がいた
俺は2人を観察した
まずは少年…
耳くらいまでのばした金髪は頭の上の一掴み程が重力に逆らい跳ねている
目は緑色で優しそうな表情をしている
黒色と青色が使われている服
そして背中のあたりに1本の剣が横向きに装備されている
次に少女…
腰の辺りまでのばした茶髪
表情は目元が吊り上がっているせいか少し勝ち気に見える
そして服装は白を基準としていて何かヒラヒラしている
武器はおそらく腕に装着している丸い奴だろう
俺が2人を観察しているとエイナが2人に話しかけた
エイナ「あんまり大きい声で喋ってると敵に見つかるわよ!!」
エイナがそう言うと2人はこっちを向いて驚いた顔をした
そりゃあいきなりあんな話しかけ方したら驚くよな
驚いた様子の2人だったが少年はすぐに表情を変えて話しかけて来た
???「もしかして君は…」
少年の言葉はそこで途切れてしまった
なぜなら…
エイナ「ちょっと!!
下から物凄い数の敵が!!」
という事である
???「とりあえず上に逃げよう!!」
俺達は少年の言葉に従って階段を駈け登る