オリジナル長編小説

□四章
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〔ガオラキアの森〕


俺達はサイバックへ向かう為に走っている
エイナの話しによるともうすぐ森を抜けることが出来るらしい

そんな事を考えていると森の出口が見えて来た

しかし…


???「待て!!!」


ルーラー兵を従えた偉そうな奴が話しかけて来やがった
やっぱ罠だったか…


エイナ「メッシュ!!!」

少年「メッシュ?
あいつの事か??」

エイナ「ええ…
ルーラー軍の幹部よ…」

少年「幹部だって!!?
何でそんなに偉い奴が出てくるんだよ!!!」

エイナ「そんな事私に分かる訳ないでしょ!!!」

メッシュ「お前を迎えに来たのさ…エイナ」

エイナ「!!!」

少年「迎えにだと!!?
今までエイナを殺そうとしてたくせに何言ってんだ!!!
だいたい何でエイナがお前らと一緒に行かなきゃなんねーんだよ!!!」

メッシュ「貴様が報告にあったガキだな??
なんだ…お前このガキに自分の正体言ってねぇのか??
そりゃそうだよな
言っちまったらそいつと一緒にいられねーもんな!!!」

少年「な、何だよ…
エイナの正体って…」

メッシュ「教えてやろうか??
こいつはなぁ…」

エイナ「黙れぇーーー!!!!!!」


エイナはいきなり叫びだした
そしてメッシュに切れかかろうとしたが殴られて気絶させられてしまった


少年「エイナ!!?
くそッ!!!
エイナを離せ!!!!!!」


俺はメッシュに向かって走りだそうとしたがルーラー兵に阻まれてしまった…


メッシュ「ふん
いくら強くても所詮は子供
感情を抑えきれないのが良い証拠だぜ
おいお前ら!!!
俺はこいつをメルトキオまで連れて行く
お前らはそのガキを始末しろ!!!」

兵士「は!!!」


そう言うとメッシュはエイナを連れて逃げて行った…
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