オリジナル長編小説

□五章
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〔メルトキオの入口〕


???「ようしいな!!!
遅いんでね〜の〜??」


ここはメルトキオの入口

俺達の前にいるのは以前話していた協力者らしい

どうやら彼は俺達がメルトキオに入れるように見張りの兵士達を片付けておいてくれたらしい
ありがたい

しかしなんだか軽い感じのする男で俺は好きになれそうにない…


しいな「悪いねぇ
少し遅れちまったよ」

???「おいおいしっかりしてくれよ〜しいな
お前が立派なのは胸だけかぁ〜!!?」

しいな「な、何言ってんだい!!
殴るよ!!!(ドゴッ 」

???「痛ッ!!!
お、お前それ蹴りだろーが!!
言葉は正しく使え!!!」


確かに男の言う通りだ…

だがしいなは更に腹を立てたらしくもう一撃蹴りを入れようとしている

だが…


プレセア「しいなさん!!
ゼロスくん!!
止めて下さい
リュウさんが困っています」


プレセアの言葉で2人は大人しくなった
流石はプレセア♪♪
しかしゼロスというのはもしかして…


リュウ「もしかしてあなたは世界再生の立役者のゼロスですか??」

ゼロス「ん?
俺様の事知ってんのか??
まぁ野郎に知られてもちっとも嬉しくないけどな♪♪」


やはり俺はこの男とは仲良くなれそうにない…

しかし本当にこいつが世界再生の立役者のゼロスだったとは…
世の中分からんもんだ…

そんな事を考えているとゼロスが喋り出した


ゼロス「まぁ冗談はこれくらいにして…
お前がリュウだな??」


ゼロスはさっきまでのちゃらけた感じではなく真剣な顔になっていた…


リュウ「は、はい
でも何で俺の名前を??」

ゼロス「しいなから聞いたのさ
打ち合わせの為に昨日一度サイバックに行ったからな
まぁとにかく詳しい話しは中に入ってからにしようや」


俺達はゼロスに案内され街の中へと入っていった…
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