山田花子ものがたり

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ホグワーツレイブンクロー一年生 山田花子
成績優秀、眉目秀麗、スポーツ万能
そんな彼女の唯一の欠点は

貧乏なことである。


山田花子物語 続けてみました第二話


拝啓、みんなへ

いかがお過ごしでしょうか。
こちらの行事はいろいろと豪華です。
たとえば先日はハロウィンパーティーがありまあした。
朝からかぼちゃのパイの匂いでいっぱいでした。
同室のスージーちゃんに教えてもらったとおり「torickortoreat」って言ったらみんな顔を真っ赤にしてたくさんお菓子をくれました。
日本にハロウィンの習慣がないのがとても残念です。
夕食のときは大広間に入ると二千匹ぐらいのこうもりが大広間の天井を覆っていたんです。
席につくとたくさんご馳走が出てきました。
スージーちゃんや先輩たちに話を聞いていたので、がんばって習得した収納スペースを大きくする魔法を使って持ってきていたタッパーにたくさん詰めてみました。
日持ちしそうなものを選んだのでみんなで食べてください。
ついでにこうもりも何匹か入れてみました。
パーティーが始まってすぐに学校にトロールが侵入してきたのでお開きとなってしまったのが心残りです。

ああ、先日初めて近くで見たんですけど双子のウィーズリー先輩に会いました。
学校一の悪戯者だそうです。
けれど私が言いたいのはそこでなく、彼らは学校中の隠し部屋の存在を知っているみたいなんです。
その中には、厨房への入り口なんかもあるらしいのでぜひお近づきになりたい人の第一位に輝いています。

クリスマスもすごいご馳走が出るそうなので、タッパーをがんばって作って送ろうと思っています。

それでは、また手紙送ります。





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