いつか

□第七話
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無事にビスカ森林公園に到着。
二次試験の開始時刻が正午っていうのも獣の唸り声のような腹の虫の声が鳴り響いているのもちゃんと原作どおり。

というわけで暇です。
たった今までは先ほどまでお世話になっていた乗り物ぐつを磨いていたんでけど。
と言っても基本的に浮かんで移動していたからそんなに汚れていなかったけどね。

「よし」

ピカピカになった乗り物ぐつをナップザックの中にしまう。
その様子をたまたまみていた受験生数人は目を丸くする。
あれ、その靴明らかにナップザックより大きいのにどうして何の変化もないのその入れ物。

そんな疑惑の視線に全く気がつかずにナップザックを軽やかに背負いなおす若菜。
とりあえず今の目標は主人公組みとの合流だ。
きょろきょろと辺りを見渡すもそう簡単には見つからない。

あーあ、こんなことならキルアと一緒にいればよかった。
今から靴磨くんだっていったらどっか行っちゃうんだもんな。


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